iTunes Storeの認証解除を忘れずに

ハードディスクを初期化するとかコンピューターを修理に出す、OSを再インストールする時につい忘れがちで、重要なことが1つあります。
それは、iTunes Storeの認証を解除すること。
iTunes Storeでは、1つのアカウント(=メールアドレス)で、コンピューターを最大5台まで登録することができます。iTunesのアカウントがコンピューターと紐付けられることで、そのアカウントで購入した楽曲が再生できるようになります。ドッヂボールの「いのち5回」みたいなもの、と言って通じる方が早い世代も居ますかね?
認証を解除しないままうっかりハードディスクを初期化すると、貴重な認証台数を1つ消費してしまいます。「iTunes Storeの認証が解除されていませんよ!」のようなアラートも出てくれません。また、自分が購入した曲を、他人のコンピューターで聞こうとして認証してしまっても同様。


この、認証可能なコンピューターの台数は、見た目のコンピューターごとというより、OSごとにカウントされると考えた方がいいでしょう。特にMac OSの場合、VMware FusionParallels Desktop for Macなど、Mac OS X上でWindows OSを走らせる、いわゆるエミュレーターが最近人気があるため、Windows側でもiTuneアカウントを利用するなら、それはまた別のコンピューターとして認証されます。例えば、MacBook Proと、そこで走らせるWindowsの両方でiTunes Storeを使うなら、コンピューターは1台でも認証台数は2台になります。

残念ながら、いつ、どのコンピューターを、何という名前で認証したかといった詳細な記録は、iTunes Storeのアカウントページでも分かりません。もしコンピューターの認証管理に失敗した場合は、一旦、アカウントページですべての認証を解除し、必要なコンピューターで再度認証をするのが簡単でしょう。

また、Appleのテクニカルサポートに連絡して状況を説明すれば対応はしてもらえるようです。ただ、あくまでも例外的な措置、とのこと。
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